今回は、具体的な計算の方法をご説明させて頂きます。
まず、外皮計算に当たって準備する書類等がありますのでご説明します。
①壁、天井、屋根、床、外気床、UB床、基礎等の断熱材の種類、厚さ、熱伝導率
②開口部(玄関ドア、窓)の種類、熱貫流率、日射取得率
上記は、各メーカーのカタログ等に記載されています。
それでは、外皮計算の方法についてご説明します。
まず、壁、天井、屋根、床の各部の外皮面積を求める必要があります。
外皮面積とは、簡単に言うと建物が断熱材で囲まれた部分の面積の事を意味しています。
外皮面積を求めたら、後は、住宅性能評価・表示協会のホームページから専用のエクセルシートを取得し、開口部寸法、各部の外皮面積を入力します。
各部の熱貫流率を求めてそれぞれ数値を入力します。
地域によって基準値が異なるため、申請地の該当地域を選択することによって計算で求めた数値が基準値を満たしているかどうかを判断します。
以上が、外皮計算の計算方法になります。
細かなポイントは、日本サスティナブル建築協会のテキストに記載されていますので、ご参考にしてください。
クリックしてhouse_envelope_text.pdfにアクセス
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